インドは魅力的なお土産がいっぱいです。
アートなインド雑貨、エキゾチックなアクセサリー、アーユルヴェーダのコスメ用品、カレーやチャイなどスパイシーな食べ物。
日本とは一味違う魅力的なアイテムがあり、買い物するのもワクワクしますよね。
といっても、インドだけに品質はピンキリです。
高く買ったのにすぐ壊れてしまったり、せっかく買ったお菓子がマズくて捨ててしまってはもったいないですよね。
そこで、インドで買うべきおすすめのお土産とショッピングのポイントをまとめました。
お土産選びで失敗しないために、どこで買うのが一番安いか空港とスーパーの値段も比較したので参考にしてください。
喜ばれる定番の「食べ物」
インドみやげでハズレがないのはやっぱり食べ物です。
定番のお菓子やチョコレートだけでなく、紅茶・カレー・チャイといったインドらしい食べ物も人気です。
安く買えるから職場でのばらまき用にも最適! インドの食べ物のお土産を紹介します。
紅茶
インドは世界最大の紅茶生産国です。
ダージリンやアッサムのように地名がそのまま紅茶の名前になっているので、日本人にもなじみが深いんじゃないでしょうか。
使いやすく値段も手頃で、まさに万人に喜ばれる一品。
中でもブルックボンド(Brooke Bond)のタージマハルティーは、パッケージにタージマハルが描かれていてお土産としてピッタリです。
値段は25パックで50ルピー(約90円)ほど。スーパーやお土産屋などいろんなところで売ってるので、大量に買っておくといいでしょう。
チャイ
チャイも紅茶の一種ですが、よりインドらしい雰囲気が味わえますよね。
こちらもブルックボンド(Brooke Bond)のタージマハルの描かれたチャイが人気です。値段は150ルピー(約270円)ほど。
ティーバッグだから簡単に作れるのもいいところ。安いながらも万人に喜ばれるお土産でしょう。
カレー
カレーはインドでも日本と同じようなレトルトカレーが売られています。値段は80ルピー(約144円)からさまざまです。
お湯で温めるだけで本格的なカレーの出来上がり! 種類も豊富でいろんな味が楽しめます。
↑作ってみたらこんな感じ
味はちょっとクセがありますが、普段料理をしない男性へのプレゼントにはちょうどいいと思います。
スパイス
本場のスパイスもお土産にはピッタリです。ガラムマサラ・チキンマサラ・クミンなど本格的なスパイスは、料理好きの人には喜ばれるでしょう。
カレーに入れたり料理にふりかけたり、使い道も幅広いですよ。
ラム酒
ラム酒はインドが原産国。インドではラム酒が安く、日本の10分の1の値段で買うことができます。
日本ではなじみが薄いお酒ですが、最近流行っているモヒートのベースにもラム酒が使われています。お菓子作りにも使われるので、料理をする人には喜ばれますよ。
有名なブランドはなんといってもオールドモンク。熟成された味わいで、世界中で愛されているお酒です。
ラム酒以外のお酒ではキングフィッシャービールが有名。インドでお酒を買うなら、オールドモンクかキングフィッシャービールを選べばハズレはないでしょう。
お菓子
海外旅行の定番みやげといえばお菓子です。チョコレートやクッキーなど、インドでもさまざまなお菓子が売られています。
ただし、一般的に海外のお菓子は甘すぎて日本人の口に合わないものが多いので、味は期待しすぎない方がいいかもしれません。
お菓子を買うなら、空港より街のスーパーマーケットの方が圧倒的に安くつきます。
後ほど、空港とスーパーの値段比較をお見せしますね。
インドらしい魅力的な「雑貨」
アクセサリーや置物などの雑貨もインド旅行のお土産には最適です。
中でもアーユルヴェーダのコスメ用品は女性にとても人気があります。彼女や奥さんに買って帰るのにもちょうどいいでしょう。
ただし個人商店で買うときは注意しましょう。
「これはちょっと……」というような品に高い値段をふっかけてくる店もありますからね。
買うときは「本当に適正な価格か?」を考えて、しっかり価格交渉してから買うようしてくださいね。
アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダとはインドの伝統的医学のこと。
インドではアーユルヴェーダに基づいたコスメがたくさん販売されています。
ハンドクリーム、石鹸、シャンプー、ボディーソープ、メイク落とし、化粧水、パックなど、その範囲は非常に広いです。
インド品質に不安を覚えるかもしれませんが、ベジタリアンの多いインド人が作るコスメは、自然派コスメとして評価が高まっています。
値段はピンキリなので、自分に合ったものを選んで買いましょう。
アクセサリー
インドのアクセサリーはどれもカラフルでエキゾチック。
ピアス、イヤリング、バングルなど、オリエンタルな香りが漂うアクセサリーが豊富にあります。
日本人にはやや大振りではありますが、個性的なものが好きな人にはピッタリですよ。
また、おでこにつけるビンディもインドらしくて人気があります。
ビンディをつければ気分はインド人!
ビンディはシールタイプのものやアクセサリータイプのものがあり、露店で30ルピー(約54円)ほどで売られています。
サリー
インドの民族衣装のサリーは、特に女性のお土産として人気があります。
安いものはバザールで500ルピー(約900円)から売られており、きちんとした店なら5,000ルピー(約9,000円)以上の高級なサリーもあります。
着るのにちょっとコツがいりますが、店で試着をすれば着方を教えてくれます。
「サリーほど大きなものはいらないけど、何か身に着けるものが欲しい!」という人にはストールやパンジャビドレスもおすすめです。
ストールは夏の日差し除けや冬の防寒に役立つし、パンジャビドレスは少し華やかな集いに着て行くと注目されます。
華やかな刺繍は気分を盛り上げてくれること間違いなし! インド旅行の思い出にピッタリのアイテムです。
クルタ
女性に送るのがサリーなら、男性にはクルタをプレゼントしてはいかがでしょうか。
クルタとはインドの民族衣装で長袖の上着のこと。ダボッとしていて風通しがよく、男性のフォーマルな衣装として着られています。
クルタと合わせて履くパンツのことをパジャマといい、これは日本の寝巻のパジャマの語源となっています。
置き物
置き物は最もインドらしいお土産と言えます。
特に象の置き物は「いかにもインド!」という感じで、つい部屋に飾りたくなるのでは!?
旅の思い出にピッタリの品ですね。
しかし、こういった置き物は値段の高いものが多いです。中にはぼったくり価格がついているものも。
数万円する商品もあるので、買うときはちゃんと値段交渉してから決めましょう。
空港?スーパー?どこで買うのが一番安いのか
どこの国でもそうですが、お土産を空港で買うのはとても高くつきます。
特にインドの空港のショップはケタ違いに高いので、空港で買うのは絶対避けた方が無難です。
一番おすすめはスーパーマーケットでの購入です。
空港とスーパーの値段を比較した
空港とスーパーでのお土産の値段を比較してみました。定番の紅茶・レトルトカレー・お菓子の値段を見てみましょう。
商品 | 空港 | スーパー |
---|---|---|
紅茶 | Rs750(約1,350円) | Rs50(約90円) |
レトルトカレー | Rs300(約540円) | Rs80(約144円) |
お菓子 | Rs600(約1,080円) | Rs30(約54円) |
なんと、10倍以上も違うんですね!
空港はほとんどぼったくり価格なのが分かるでしょう。
しかもデリーの空港は出国審査を抜けた場所にお土産物屋があります。
つまり、搭乗エリアの免税店まで進まないとお土産を買えないんです。
空港では買い忘れたお土産だけを買うようにして、なるべく買い物は街中で済ませた方がいいですね。
スーパーマーケットはどこにあるのか
スーパーマーケットが安いと分かっていても、インドの街にある店は個人商店が主です。
インドの街中にはスーパーマーケットはほとんどありません。
たとえばデリー市内でお土産を買おうと思っても、ショッピングエリアであるコンノート・プレイスやメインバザールですら、旅行者にとっては買い物しにくかったりするんです。
スーパーで買い物をしたいなら新興エリアまで足を伸ばした方がいいでしょう。
デリーではグルガオンに行くのがおすすめです。
グルガオンはニューデリーにある新興エリア。ショッピングモールや映画館など近代的な建物が並んでいます。
日本人ビジネスマンも住んでいるエリアだけあって、質の良い商品がそろっていますよ。
【インド旅行記7日目・デリー】グルガオンで近代化したインドを見てきた
グルガオンの最寄りは地下鉄(メトロ)のMG Road駅です。ここには大型のショッピングセンターがあり、日本のイオンのような感覚で買い物が楽しめます。
店内は清潔だし、強引な客引きもいないので安心。サリーなど高額商品を買うにはピッタリでしょう。
MG Road駅のMGFメトロポリスというショッピングモールの地下にはスーパーマーケットがあり、お土産に適した品がたくさんあります。
カレー、紅茶、コーヒー、お菓子、石鹸、化粧品など、インドらしいお土産を安く買うことができます。
スーパーだから明朗会計なのも安心なところ。
デリーで「お土産を買う店が見つからない!」という場合は、グルガオンに行ってみてください。
MGFメトロポリスのスーパーマーケット
日本でインドのお土産を買うには
インドのお土産はあらかじめ日本から買っておくこともできます。
配るお土産の量が多い人は、いっそ出発前に買ってくのはいかがでしょう?
先に買っておけば帰りの荷物がパンパンにならずに済むし、空港で預け荷物が重量超過になる心配もありません。
インドのお土産を買うなら、JTBショッピングが品質もしっかりしているのでおすすめです。
JTBショッピングでは定番のチョコレートから、レトルトカレー、お香など、インドのお土産をまとめて買うことができます。
希望の数のお土産袋を無料でつけてくれるから、渡す人が多くても安心。
先にお土産を買っておけば、買い物の時間を観光に回せますよ。
「お土産を買う時間がもったいない!」という人は、ネットでの事前購入も検討してみてください。
というわけで、インドのお土産について解説してみました。
お土産購入は旅の楽しみのひとつです。インドには素敵なアイテムがたくさんあるので、ピッタリの一品を探してみてくださいね。
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