LCC

今や世界中で広く普及しているLCC。

LCCとはローコストキャリアの略で、さまざまな制約があるかわりに安くフライトできる格安航空会社のことです。

日本ではピーチやジェットスターが有名ですよね。

「アジアへはLCCを使えば格安で行ける」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

では、LCCを使ってインド旅行することは可能なのでしょうか?

結論から言うと、日本からインドまでLCCで行くことは可能です。

ただし、よほど時間のある人や自由旅行をしたい人に限ります。

ここでは国際線のLCCを使ったインドへの行き方と料金・時間などを解説します。

また、国内移動で使える国内線LCCについても紹介しますね。

飛行機代を少しでも安く抑えたい人は参考にしてください。

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日本からインドへLCCで行く方法

日本からインドへLCCで行くのに一番使い勝手のいい航空会社はエアアジアです。

エアアジアは東南アジアを中心に就航している、旅行者人気も高い「LCCの王様」的な航空会社なんです。

エアアジア

エアアジア

コロナ禍の影響により2020年に一度日本から撤退したエアアジアですが、コロナ禍が明けた2023年からは続々と日本への就航を再開しています。

エアアジアを使えば、クアラルンプール(マレーシア)乗り継ぎかバンコク・ドンムアン空港(タイ)乗り継ぎでインドへ入国することができます。

日本では羽田・成田・関空・新千歳から国際線が就航しており、乗り継ぎでインド各都市へのフライトが可能です。

エアアジアのフライトスケジュールを元に、出発地・乗り継ぎ地・到着地をまとめました。

出発地 乗り継ぎ地 到着地
東京・羽田 クアラルンプール ベンガルール
ブバネーシュワル
チェンナイ
ジャイプール
ニューデリー
東京・成田 バンコク(ドンムアン) ベンガルール
チェンナイ
ジャイプール
コルカタ
大阪・関西 バンコク(ドンムアン) ベンガルール
コルカタ
クアラルンプール ニューデリー
クアラルンプール、バンコク(ドンムアン) チェンナイ
ジャイプール
コーチ
札幌・新千歳 クアラルンプール コーチ

中でも大阪・関空からの便は便数が多いので、関西から出発する人には使いやすいと思います。

時期によってスケジュールは変わるので、詳しくはエアアジアのサイトをご覧ください。

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LCCと既存の航空会社を比較した

国際線LCC

LCCは料金が安いのが最大のメリットです。しかし乗り継ぎに時間がかかるので、所要時間は長くなるのがデメリット。

では、LCCを使ったときと既存の航空会社(フルサービスキャリア)を使ったときとでは、料金と所要時間にどれぐらいの差があるのでしょうか。

一例として、スカイスキャナーで関空からニューデリーまでフライトしたときの料金と所要時間を調べてみました。

LCCはエアアジアを使ってクアラルンプールで乗り継ぎしたときの片道料金です。

既存の航空会社はタイ国際航空を使ってバンコクで乗り継ぎしたときの片道料金です。

LCCと既存の航空会社の比較

フライト時間 料金
LCC 27時間30分 40,917円
既存の航空会社 12時間25分 79,117円

LCCは安く済むけどものすごく時間がかかるのが分かりますよね。

基本的にはLCCは乗り継ぎ地で1日観光するぐらいの時間的余裕が必要です。

また、LCCは遅延が多く欠航したときの補償もありません。もし飛行機が飛ばなかったら自分で航空券を取り直す必要があります。

そういったデメリットを考えると、LCCを使えるのは時間に余裕があって自由に旅行できる旅慣れた人に限られます。

旅慣れた人なら片道料金がベースのLCCは、行き先を決めない自由な旅にうってつけでしょう。

特にデリーやムンバイ以外の地方都市に行くなら、LCCも候補に入れていいと思います。

ただしLCCは受託手荷物や機内食が有料だったり座席の指定ができなかったり、なにかと制約が多いです。

利用するときは各航空会社のルールをしっかり確認しておくようにしまょう。

インド行き航空券を安く買うには 後悔しない飛行機の選び方

インドの国内線LCC

国内線LCC

インドの国内移動には国内線LCCを使うこともできます。

もともとインドでは国際線はエアインディア、国内線はインディアンエアラインズが独占していました。

しかし現在では規制緩和が進み、LCCも続々と参入してきています。

ここではインドの主な国内線LCCを紹介します。

航空会社 特徴
インディゴ(IndiGo) デリーを拠点に国内70都市以上に路線を持つ航空会社。「定時運航」や「清潔な機内」をモットーに、インドの航空市場最大シェアを獲得するまでに成長している。
エアインディア・エクスプレス エアインディアの子会社で、コチを拠点に中近東を結ぶ路線を持つ。エアアジアインディアと統合し、インドのLCCで勢力を拡大しつつある。
スパイスジェット(SpiceJet) チェンナイを拠点に2005年から就航した格安航空会社。スリランカなどへの国際線も就航している。客室乗務員の赤い制服はスパイシーで刺激的。
ゴーエア(GoAir) ムンバイを拠点に就航している格安航空会社。機体の飛行重量を減らすために、男性より体重の軽い女性を積極採用しているという徹底ぶり。
ビスタラ(Vistara) インドの財閥タタ・グループとシンガポール航空の共同出資で設立された航空会社。一部路線でANAと相互スルーチェックインサービスを行っている。

これらの航空会社を使えば、フラッグキャリアのエアインディアより安く国内移動ができます。

LCCだけあって機内サービスは期待できないとはいえ、エアインディアのサービスがもともと良くないので、それほど見劣りはしないでしょう。

行き先を決めない自由旅行の人にとっては、地方都市への移動に使うと便利です。活用次第で大幅に旅費を節約できますよ。

エアインディアの評判は良い?悪い?機内食や機内サービスの感想

インド行き航空券を安く購入するには

LCCを使うにせよ既存の航空会社を使うにせよ、航空券はなるべくゲットしたいですよね。

安く航空券を購入するには、旅行会社を通すよりネットで予約した方が安く済みます。

数あるネット予約サイトの中でも断然安く航空券を購入できるのがエアトリです。

オンライン販売専門だから、とても安くチケットを手に入れられるんですよ。

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エアトリが優れているのは航空券の種類がものすごく豊富という点。

他の旅行会社では販売していない「エアトリだけ」の限定・格安航空券もそろっています。

たとえば往復で航空会社が異なる便なんてのも購入が可能。

他のサイトで空席が見つからないときも、エアトリなら取れることが多いんです。

また、フライト情報が見やすいのもいいところ。

乗換回数や搭乗時間、空港での乗り継ぎ時間もパッと見て分かるんですね。

エアトリのメリット

エアトリは旅慣れた人も海外旅行初心者も、すべての人が使いやすいサイト。

LCCにしろ一般航空会社にろ、インド行きの航空券を探すならまずはエアトリで検索してみるといいでしょう。

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航空会社選びでは、時間と料金のバランスを考える必要があります。

うまくチョイスして快適な旅を楽しんでくださいね!

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