インド旅行にチップは必要？知っておきたい金額の相場

海外旅行で迷うのがチップの扱い。

日本ではなじみのない習慣のため、「あげた方がいいんだろうか？」と戸惑ってしまいます。

インドも日本と同じく、もともとチップの習慣はありません。

「絶対に渡さなければいけない」というものではないので安心してください。

しかし、欧米からの旅行者が増えるにつれ、旅行者がチップを渡すのは一般的になりつつあります。

満足いくサービスを受けたときは、「感謝の気持ち」としていくらか渡しておくといいでしょう。

インドを旅行するときのチップについて、金額の目安をお話します。

インド旅行でのチップの相場

海外旅行では、サービスを受けたときにチップをサッと払えるとスマートです。

ホテル、レストラン、観光ガイドなど、渡す場面ごとにチップの相場を一覧にしました。

金額はあくまでも目安です。サービス次第では多くても少なくても構わないので、あなたの気持ちを表すようにしてください。

ホテル

ポーターに荷物を運んでもらったときは、中級ホテルならRs30（約54円）、高級ホテルならRs40～50（約72～90円）がチップの相場です。

ルームサービスなど何か用事を頼んだときも同じぐらいに考えておくといいです。

部屋の清掃やベッドメイキングに対しては、枕銭としてRs20（約36円）ほどを枕元に置いておくといいでしょう。

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レストラン

レストランでは、料金にサービス料が含まれている場合はチップは不要です。

あらかじめツアーに組み込まれている店も、チップは必要ありません。

サービス料が含まれていない場合は代金の5～7％ぐらいが目安です。

庶民的な店ならお釣りの小銭を渡すだけでも問題ありません。

レジ前の募金箱に入れるぐらいのイメージで渡すといいでしょう。

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ガイド・ドライバー

ガイドを手配したときのチップは、1日の観光で客1人につきRs200（約360円）ぐらいが相場です。

送迎のドライバーへは1回につきRs100（約180円）ぐらいを渡すといいでしょう。

ツアーに含まれているガイドでも、渡しておけば何かと融通をきかせてくれたりします。

ただし、お土産物屋に連れていかれた場合は、店側からコミッションをもらっていることが多いので、あえてチップを払わなくてもいいでしょう。

そういうときはお土産の購入がチップ代わりになっています。

また、リキシャのガイドも料金を上乗せして請求してくるケースが多いので、必ずしもチップを払う必要はありません。

よほど親切にされたのなら別ですが、だまそうとしてくる人も多いので注意してください。

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お金持ちの日本人としての自覚を

インドでは欧米ほどチップの習慣が根付いていません。

なので、「必ずチップを払わなければいけない」というものではありません。

しかし、少しのチップで旅が円滑に進むことは、海外旅行をしているとよくあります。

何より、日本はインドから見るとものすごいお金持ちの国です。

数十円で感謝の気持ちが示せるなら、これは安いものじゃないでしょうか。

日本ではなじみの薄いチップ文化ですが、海外では人をつなぐコミュニケーション手段として機能しています。

あいまいで見えない「気持ち」を具体的な「お金」で表すという、とても合理的な文化なんですね。

旅行で人との触れ合いを楽しみたいなら、あまりケチケチせず気持ちよく支払ってみましょう。

その方がインドをより身近に感じられると思いますよ。

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