インド旅行というと何を持っていったらいいのか迷いますよね。
普通の国とは勝手が違うし、トイレや食事のことを考えると普段の旅行より念入りな準備が必要です。
そこで、インド旅行で持っていく持ち物・必需品をリストにまとめました!
絶対に必要なものから、持っていってよかったもの、これはいらないよってものまで。
あると便利なものや女性が持っておきたいものなど、必要度に応じてランク分けしました。
必要度
- ◎・・・絶対いる
- 〇・・・いる
- △・・・あると便利
- ×・・・いらない
実際に旅した僕だから分かるリアルな持ち物リストです。
インド旅行の準備に役立ててください。
貴重品
まずは貴重品から見ていきましょう。
これがないと旅が始まらないっ!
パスポート
必要度:◎ 絶対いる
海外旅行では命より大事なパスポート。これがないとどうしようもありません。
旅行前に有効期限を必ずチェックしておきましょう。
安全のためにコピーを別の場所に保管しておくことも大切です。
ビザ
必要度:◎ 絶対いる
インドに入国するにはビザが必要です。
インドのビザには「通常ビザ」「アライバルビザ」「eツーリストビザ」の3種類があり、内容や申請方法が違います。
前もって準備しておきましょう。
航空券(eチケット)
必要度:◎ 絶対いる
空港でチェックインする際に必要です。
スマホが使えないときのために、コピーをとって便名・発着時間を控えておきましょう。
現金
必要度:◎ 絶対いる
ルピーは国外への持ち出しが制限されているため、日本ではほぼ両替できません。
インドの空港、ホテル、街の両替所などで両替してください。
帰宅用に日本円もいくらか持っておくと安心です。
現金(米ドル)
必要度:△ あると便利
大都市では日本円は問題なく両替できますが、地方都市だと日本円が両替できない街もあります。
田舎の街を周遊するなら、米ドルを持っておいた方が融通がききます。
クレジットカード
必要度:◎ 絶対いる
VISAとMasterCardの2種類あれば、インドではクレジットカードの使える店をほぼ全部カバーできます。
逆にJCBやアメリカンエキスプレスはあまり使えません。
クレジットカードがあれば、現金がなくなったときにATMから引き出せすこともできます。
いざというときに重宝するので、海外では必ず持っておきたい必需品です。
一番のおすすめは、年会費無料なのに海外旅行保険がしっかりついているエポスカードです。
クレジットカードは紛失や事故に遭ったときに備えて、最低2枚は持っておきたいところ。
海外旅行におすすめのカードは下記の記事を参考にしてください。
海外プリペイドカード
必要度:△ あると便利
海外専用プリペイドカードは、全世界で使えるプリペイドカード。
現金をチャージしておけば、クレジットカードが使える店ならどこでも利用ができます。
チャージした円を現地のATMからルピーで引き出すことも可能。
クレジットカードのような審査がいらず、発行に時間がかからないのもメリットです。
また、入金した分しか使えないという安全性の高さも魅力。買い物での使いすぎも防げる便利なカードです。
海外プリペイドカード比較!実際に使って分かったメリット・デメリット
海外デビットカード
必要度:△ あると便利
海外デビットカードは銀行口座から直接引き落としがされる決済用のカード。
クレジットカードと同じように買い物で利用したり、ATMから現地通貨を引き出したりできます。
ただし発行には銀行口座を開設する必要があり、少し手間がかかります。
クレジットカードを作れないときの代替手段と考えておくといいでしょう。
海外デビットカードって何?使い方とメリット・デメリットを分かりやすく解説
ガイドブック
必要度:〇 いる
定番のガイドブックはやっぱり「地球の歩き方」。
といっても分厚いので、スマホで読めるKindleなどの電子書籍版がおすすめです。
スマホにKindleのアプリを入れて持ち歩けば重くありません。
道ばたで黄色い表紙の「地球の歩き方」を読んでいると日本人とバレバレですので、Kindle版にしておけば防犯にも役立ちます。
ただし書き込みができないので、書き込みや付箋を貼りたい人は単行本の方がいいと思います。
顔写真
必要度:〇 いる
何かあったときのために1~2枚は持っておきましょう。
もしパスポートを紛失したときのために、再発行用として使います。
海外旅行保険証
必要度:◎ 絶対いる
インドはお腹を壊したり、他の国よりも病気にかかるリスクが高いです。
スリや窃盗の被害も多いので、海外旅行保険には必ず入っておきましょう。
クレジットカード付帯の保険もありますが、補償内容は不十分なことが多いです。
ネットで申し込めば安いので、旅行前に自宅から申し込んでおくことをおすすめします。
衣類
インドは日本より気温や湿度が高いです。
衣類も現地の気候に合わせた準備が必要です。
シャツ、ズボン
必要度:◎ 絶対いる
インド旅行では、季節に合わせた服を準備していきましょう。
インドといっても年中半袖で過ごせるわけではありません。
夏は日差しを避けるために長袖が必要ですし、冬は朝晩が冷え込むので上着が必要です。
また、高級なレストランに入るときは、Tシャツではなく襟付きのシャツを用意した方がマナーに則ってます。
女性は胸元や足の露出に気をつけましょう。スカートよりもパンツスタイルがベスト。
季節ごとにどんな服装をしていくべきかは、↓こちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてください。
下着、靴下
必要度:◎ 絶対いる
湿気の多いインドでは、下着はなるべく交換しましょう。
長期の旅行なら現地で洗濯するのもOKです。
安いものを買って、現地で捨てていく作戦でも構いません。
暑いと靴下を脱ぎたくなりますが、薄い靴下でもいいから履いておいた方が靴擦れしにくくなります。
靴
必要度:◎ 絶対いる
スニーカーなど普段から履き慣れている靴を使いましょう。
インドの道は牛の糞などで汚れています。
高い靴はもったいないので、なるべく安い靴で動き回るのがベストです。
雨具
必要度:× いらない
暑季と乾季はほとんど雨が降らないので、傘・カッパ・レインコートなどの雨具は必要ありません。
雨季も一日中雨が降り続けているわけではありません。
折り畳み傘が1本あれば大丈夫です。
インドの気候については、↓こちらの記事を参考にしてください。
帽子
必要度:〇 いる
インドでは帽子が活躍します。
暑季は日差しをよけるのに必須。雨季は雨よけになるし、乾季は防寒具にもなります。
折りたたみの麦わら帽子は通気性も良くてかさばらないからおすすめです。
サングラス
必要度:△ あると便利
サングラスは紫外線を避けるだけではなく、ホコリなどから目を守ってくれます。
特にデリーは空気が悪いので、かけておくと目の保護にも役立ちます。
パジャマ
必要度:〇 いる
インドのホテルでは、高級ホテルだろうとパジャマやバスローブは置いてません。
寝るときのパジャマは持参しておきましょう。
また、11月~2月の夜は冷え込みます。
ホテルに暖房はないので、秋冬用の部屋着はかなり重宝します。
ちなみに、パジャマの語源はヒンディー語のパージャーマー(paayjaamaa)に由来するんですよ。
スリッパ
必要度:〇 いる
インドのホテルにはスリッパは置いてません。
トイレにも裸足で行かないといけないので、携帯用のスリッパがあると足が汚れません。
飛行機の中でリラックスしたいときにも役立ちます。
電化製品
電化製品は海外旅行をとても豊かなものにしてくれます。
普段は機械が苦手な人も、ちょっと頑張って使いこなしてみましょう。
スマートフォン
必要度:◎ 絶対いる
今やスマホのない海外旅行は考えられません。
Googleマップで地図を見たり、翻訳アプリを使ったり、SNSでつぶやいたり、旅行の楽しさを無限に広げてくれます
LINEを使えば無料で国際通話だってできちゃいます。
おすすめのレストランを探したり、ホテルの空き状況を確認したり。ネットは旅のいろんな場面で活躍しますよ。
インドでインターネットを使う方法は、↓こちらの記事を参考にしてください。
インド旅行でネット・スマホを使う!おすすめの海外WiFiレンタルはどこ?
海外用モバイルWiFiルーター
必要度:〇 いる
インドにも無料のWiFiスポットはあります。
しかし、現地の電話番号で認証が必要だったりと使い勝手がよくありません。
インドでインターネットをするには、海外用モバイルWiFiルーターをレンタルするのがおすすめです。
携帯会社の海外プランより断然安いし、スマホからの接続も簡単。
グループで1台持っておけば、全員がネットにつなぐことができます。
おすすめはグローバルWiFi
モバイルバッテリー
必要度:△ あると便利
スマホやモバイルWiFiルーターを外で使うとき、心配なのが電池の残量。
旅行中は頻繁にスマホを使うため、電池の減りが普段よりも早くなります。
そんなときに便利なのがモバイルバッテリー。コンセントのない場所でも充電できるから、あるだけでも安心です。
旅行で使うなら充電スピードの速いものを選ぶといいでしょう。
パソコン・タブレット
必要度:△ あると便利
ノートパソコンやタブレットは、スマホより情報検索がスムーズにできます。
旅先でブログを更新したり、いろんな用途に使えますしね。
とはいえ、大きいから荷物になるのも確か。
高額商品のため、盗まれないよう気を遣う必要もあります。
スマホで事足りるなら、ノートパソコンやタブレットは家に置いておいてもいいでしょう。
よほど必要な場合だけ持っていってください。
カメラ
必要度:× いらない
最近のスマホのカメラ性能は非常に高いです。
なので、わざわざデジカメを持っていくメリットはほとんどありません。
よほどこだわりがない限りは、スマホのカメラでも十分でしょう。
スマホがあればもうデジカメは必要ない時代になってると思います。
自撮り棒
必要度:△ あると便利
一人旅ならぜひ持っていきたいのが自撮り棒です。
特に海外旅行では知らない人に声をかけなくてもいいので、安全対策としても役立ちます。
シャッターが手元で切れるタイプなら、一瞬で撮影できて恥ずかしさもありません。
変換プラグ
必要度:◎ 絶対いる
インドで日本の電化製品を使うには変換プラグが必要です。
インドのコンセントはB3・BF・B・Cタイプがあり、対応した変換プラグを使わないといけません。
全世界対応のプラグを持っておけば、どこの国でも使えて便利です。
インドのコンセントの形状とプラグの種類については、↓こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
海外対応ドライヤー
必要度:〇 いる
インドのホテルにはたいていドライヤーが置いていません。
しかし日本のドライヤーは元々消費電力が大きく、変圧器で変換しても海外では使えないことが多いんです。
なので日本のドライヤーと変圧器を持っていくよりも、海外対応のドライヤーを持っていった方が便利です。
海外対応のドライヤーなら、変換プラグさえあればどこの国でも使えます。
変圧器
必要度:× いらない
「海外では変圧器が必要」と思っている人がいますが、実は海外で変圧器が必要な場面はほとんどありません。
ほとんどの電化製品は変圧器が内蔵されているので、わざわざ変圧器を買う必要がないんです。
変圧器についても、↓こちらの記事で詳しく解説しています。
翻訳グッズ・翻訳アプリ
必要度:△ あると便利
最近は英語が話せなくても、リアルタイムで会話を翻訳してくれるグッズやアプリも増えました。
中でも「ポケトーク」は英語やヒンディー語以外に、インドで使われている9種類の州言語にも対応している優れものです。
最新機種の「ポケトークS」は、訛りの強い「インド英語」にも対応しています。
ポケトークはモバイルWiFiルーターと一緒にレンタルすることもできます。
旅のお供に持って行けば、買い物やリキシャでの交渉がスムーズにいきますよ。
ポケトークをレンタルできる業者を比較!最安値と受取空港まとめ
アプリではカメラ入力ができる「Google翻訳」を入れておくといいでしょう。
メニューを見たり看板を見たり、いろんなシーンで活躍します。
英語は通じる?インド旅行で使う言葉・言語&ヒンディー語会話集
日用品
インドは衛生面がよくないため、持参しておきたい日用品が結構あります。
防犯対策のグッズも必需品です。
カバン
必要度:◎ 絶対いる
インド旅行のカバンは、旅のスタイルによって選びましょう。
スーツケースでもバックパックでもどちらでも構いません。
基準としては、パックツアーならスーツケース、長期の自由旅行ならバックパックがおすすめです。
街歩き用としてショルダーバッグも用意しておくと便利です。詳しくは次の記事を参考にしてくださいね。
ワイヤーロック
必要度:〇 いる
荷物が盗まれないようくくりつけておくワイヤーです。
夜行列車に乗るなら必需品です。
スリや置き引きの被害に遭わないためにも、列車の中では必ず使用してください。
歯磨きセット
必要度:◎ 絶対いる
インドのホテルでは、高級ホテルであろうと歯ブラシ・歯磨き粉が置いてあるところはほとんどありません。
格安ホテルやゲストハウスだとまず置いてないです。
歯磨きセットは日本から持参しておきましょう。
石鹸・シャンプー・リンス
必要度:〇 いる
石鹸・シャンプー・リンスは、安宿でもだいたい置いてあります。
しかし、臭いがきつかったりクセのある製品が多いです。
なので、なるべく日本から持参した方がいいでしょう。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープがセットになった旅行セットを持っていくと便利ですよ。
ウエットティッシュ
必要度:◎ 絶対いる
たとえ綺麗好きじゃなくても、ウエットティッシュはいろんな場面でお世話になります。
ナンなど手づかみで食べる料理が多いから、普通にしてても手がベトベトになるんですね。
除菌を気にするというより、ハンカチ代わりに使うことが多いです。
トイレットペーパー
必要度:◎ 絶対いる
インド人は基本的にトイレットペーパーを使いません。
トイレットペーパーのあるホテルやレストランもありますが、手で洗う「インド式」のトイレが多いが実情です。
さすがに日本人が手で洗うのはキツイです。
常にトイレットペーパーは持参しておくのがいいでしょう。
薬
必要度:◎ 絶対いる
インドは日本と環境がガラリと変わるので、旅行中に体調を壊す人も多いです。
食事が合わずお腹を壊すこともよくあります。
かぜ薬と下痢・腹痛の薬は持参しておきましょう。
お腹を壊したときは下痢を止める薬ではなく、ビオフェルミンのような整腸薬の方がおすすめです。
下痢は「インド旅行の通過儀礼」とも言われているので、必ず持っていくようにしてください。
生理用品
必要度:〇 いる
女性なら必需品です。
現地でも売っていますが、日本で使い慣れたものを持っていった方がいいでしょう。
日焼け止め
必要度:〇 いる
冬はそんなに必要ありませんが、夏なら必須です。
夏の日差しは強烈なため、紫外線対策は絶対いります。
虫よけスプレー
必要度:○ いる
インドは虫が多いです。
菌を持っている可能性もあるので、刺されないよう虫よけスプレーがあると安心です。
蚊に刺されることで感染するマラリアやデング熱は、最悪死に至ることもあります。
特に蚊が多く発生する9月~11月の旅行では必需品でしょう。
携帯用箸
必要度:△ あると便利
インドでは手づかみで食べることが多いため、携帯用の箸やフォーク、スプーンがあると何かと便利です。
ホテルでちょこっと缶詰を食べるときなどにも使えます。
ネックピロー
必要度:△ あると便利
日本からインドまでは直行便で8~9時間のフライトです。
飛行機で寝るのにネックピローがあると首を痛めません。
膨らませるタイプのものなら、かさばらなくて収納もしやすいですよ。
日本食
必要度:△ あると便利
インドにいるとほぼ毎日カレーを食べることになります。
さすがに毎日だと飽きてきますので、缶詰やレトルトの味噌汁などを持っていくと重宝します。
お湯を入れるだけで食べられるいつもの味は、心が安らぎます。
インドの食事は辛いものがほとんどなので、お腹を壊したときのためにも日本食を持っておくと安心です。
水
必要度:× いらない
「インドの水は危ないから日本から持っていこう」と考える人がいるかもしれませんが、さすがに水まで持っていくのは心配しすぎです。
ミネラルウォーターは現地で安全なものが売っています。
重くなるだけなので、水は持参する必要はありません。
まとめ
インド旅行の持ち物・必需品リストをまとめました。
インド旅行では必ず持っておきたい必需品が結構あります。
ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ワイヤーロックなどがそれですね。
逆に、意外といらないのが雨具や変圧器などです。
旅行ではなるべく荷物を少なくした方が動きやすくなります。
いるもの、いらないものを把握して、スマートな準備をしてくださいね。
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