インドを旅行していると、ありとありゆる動物を目にすることになります。
牛、犬、猿、ヤギ、ときにはゾウやラクダまで。
駅であろうと街中であろうと、人間と動物が共存している様はまさにカオス。
なかでも牛と犬は頻繁に目にするでしょう。
彼らは元々飼い手がいなかったり、家畜だったけど捨てられたりした野良牛・野良犬です。
どれもおとなしいのでさほど危害はありませんが、旅行中に気をつけておくポイントもあります。
特に犬は狂犬病に注意しておかないといけません。
野良牛・野良犬に出会ったときに注意すべきことをお話します。
野良牛は糞と電車の遅れに注意
インド人の8割はヒンドゥー教徒です。
シヴァ神の乗り物である牛は、ヒンドゥー教では神聖な動物として扱われています。
ヒンドゥー教徒は牛を食べませんし、殺すこともしません。
食べれないし殺せないから、街中にたくさんの野良牛がいるんですね。
【インド旅行記3日目・バラナシ】牛だらけ!バラナシの街中を探索してみた
野良牛といっても全てが野良ではなく、家畜として放し飼いされている牛もいます。
そういう牛は街中でエサを食べて回っては、飼い主のもとに帰って来るそうです。
街を歩いていると、いたるところで牛を見かけます。
↓ゴミを漁る牛
↓バスが通ってもなんのその
↓エサを求めて街をウロウロ
高速道路にも牛がいるから驚きです。
駅のホームにも堂々と入り込んできます(笑)。
↓駅で寝ている人にちょっかいをかける牛
基本的にはどの牛もおとなしいです。
なので、こちらからちょっかいをかけなければ、襲いかかってくることはほぼないでしょう。
とはいえ、たまに気の立った牛もいるので、むやみに触らないようにしましょう。
牛の糞にも注意してください。
道路のいたるところに牛のウ○コが落ちてるので、踏まないように気をつけたいです(そうはいっても、踏むときは踏むのですが・・・)。
さらに、インドでは線路に牛が入り込んできて電車を止めることもあります。
そのため列車は頻繁に遅れるので、列車の旅をするときは注意した方がいいです。
野良犬は狂犬病に注意
インドには野良犬もたくさんいます。
でも日本のようにキャンキャン吠えることはなく、ほとんどの犬が疲れてぐったりしています。
元気な犬はおらず、8割がたの犬が寝ています。
なので、犬もこちらからちょっかいをかけなければ、襲われることはめったにないです。
ただし、狂犬病には注意してください。
インドは狂犬病の犠牲者が一番多い国で、年間2万人もの人が亡くなっています。
狂犬病にかかっている犬はヨダレをたらしていたり攻撃的だったり特徴があります。
インドではまだまだワクチンが普及しておらず、狂犬病にかかった犬が多数いるのが実状なんです。
なので、野良犬には近づかないことが鉄則です。触ったり、エサをやったりは絶対しないでください。
心配な人は旅行前の予防接種も検討しましょう。
そして犬に噛まれたら、必ず病院で受診してください。
狂犬病は致死率100%といわれ、とても恐ろしい病気です。
「まあ大丈夫だろう」と思わずに、すぐに受診するようにしましょう。
こういった万が一のときのために、海外旅行保険には必ず入っておきましょう。
サポートのしっかりした保険に入っておけば、電話1本で近くの病院を紹介してくれるので、緊急のときも落ち着いて行動ができます。
インド旅行ではこの狂犬病が一番怖いところです。
なにせ勝手の分からない異国の地ですから、こういったリスクにはちゃんと備えておきたいですね。
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